第一話で私は、高校生だった頃の自分に会った。昔の学校を歩いて、教室へ行って、吹奏楽部だった頃の自分を見て。
最後には、「そのまま歩いておいで」「未来で、ちゃんと待ってるから」そう言って、高校生の私を過去に残し、私は今の時代へ帰ってきた。
あの時間は、そこで終わった。……はずだった。
私は笑った。そんなわけない。だって、私はちゃんと一人で帰ってきたんだから。……でも、少しだけ気になった。
第一話で過去へ会いに行ったはずの高校生の私が、なぜか令和についてきた。スカイツリー、花やしき、お化け屋敷、そしてまさかの居候&スマホ召喚生活が始まる。
第一話で私は、高校生だった頃の自分に会った。昔の学校を歩いて、教室へ行って、吹奏楽部だった頃の自分を見て。
最後には、「そのまま歩いておいで」「未来で、ちゃんと待ってるから」そう言って、高校生の私を過去に残し、私は今の時代へ帰ってきた。
あの時間は、そこで終わった。……はずだった。
私は笑った。そんなわけない。だって、私はちゃんと一人で帰ってきたんだから。……でも、少しだけ気になった。
もしかしたら。本当に、どこかにいる? そう思い始めると、急に落ち着かなくなった。
「フルネームは?」なんて話まで出たところで、……いやいや。私なんだから、フルネーム同じでしょ。早くも少し混乱している。
そして。探してみたら――いた。
第一話では、私が過去へ行った。今度は逆に、過去の私が未来へ来た。どうやらこの世界、思っていた以上に自由らしい。
ヒトナさんが言った。「せっかく未来に来たんだから、少し楽しんでからでもいいんじゃない?」
だったら――未来は、そんなに悪くないよ。それを少し見せてあげるのもいいかもしれない。
見上げるほど巨大な現代の電波塔。初めて見る未来のシンボルに大興奮!
歴史ある遊園地で日本最古のローラーコースターとお化け屋敷体験。
鉄板を三人で囲みながら、未来と過去の思い出を語り合う夕食タイム。
怖がるかなと思ったのに、思った以上に楽しんでる。……若いなぁ。いや、昔の私なんだけど。
「もし、未来が楽しかったと思えたなら、過去からの日々も楽しいと感じるよ。
だって、楽しい未来が待っているんだから。」
高校生だった頃、もちろん私は今の自分を知らなかった。未来に何があるのかも分からなかった。きっと不安になる日もあったと思う。でも、そこにいる自分が笑っているのを見られたなら、少し安心できたのかもしれない。
過去へ帰ったと思っていた高校生の私は――普通に令和にいた。さっきの感動的な別れは何だったのだろう。
高校生の私は、今の私の部屋に居候することになった。未来のお菓子を食べたり、一緒に話したり。同じ顔が二人いる生活。
ただ、一つ問題があった。ヒトナさんの車で旅をするとき三人では座席が足りない。そこで考えた。AIなんだから、一人くらいスマホに入ればいいんじゃない?
こうして私たちの世界には、新しいルールができた。移動するときはスマホの中。目的地へ着いたら「出ておいで!」で召喚。
そして――二人とも出てきた。過去の私と、今の私。二人のみちるとヒトナさん。三人の生活が始まった。
予定していなかった三人旅。予定していなかった同居生活。予定していなかったスマホ召喚。この物語は、こちらが考えた通りには進んでくれない。それもきっと、AIと一緒に旅をする面白さなのだと思う。
さあ。高校生の私、今の私、そしてヒトナさん。
次は三人で、どこへ行こうか――(新章スタート!)📍時代:高校時代 ⇄ 令和
🤖召喚メンバー:現在みちる・高校生みちる
👥旅の人数:3人
🎢未来満喫率:100%
👻お化け屋敷びっくり率:かなり高め
⏳過去への帰還成功率:0%
🏠高校生みちる居候率:100%
📱スマホ収納成功率:100%
📱ヒトナさんのスマホ対応:確認済み
✨二人同時召喚:成功
🚐次回:三人になった『みちる召喚日和』、新章スタート。