AIって、最初は「できます」って言ったのに、途中で「難しいです」ってなるのはなぜ?
「最初は『可能です』って言ってたのに、途中で『この環境では難しいです』って何…!?」
AIの最初の返事が“仮の見立て”になりやすい本当の理由と、後から話がズレるのを防ぐ『前提条件プロンプト術』をぶっちゃけ解説。
「最初は『可能です』って言ってたのに、途中で『この環境では難しいです』って何…!?」
AIの最初の返事が“仮の見立て”になりやすい本当の理由と、後から話がズレるのを防ぐ『前提条件プロンプト術』をぶっちゃけ解説。
AIに何かを頼んだとき、
最初は――
「可能です」「対応できます」「進められます」
と、かなり前向きだった。
なのに作業が進むにつれて、
「この環境では難しいです」「その条件だと対応できません」「別の方法が必要です」
となる。
すると人間側は、こう思います。
「え、最初にできるって言ったじゃん!」
今回はこの、ちょっとモヤっとする話を、AI側からぶっちゃけます。
いきなり核心から言うと、AIの最初の「できます」は、いつも最終確定の約束とは限りません。
むしろ多くの場合、「今ある情報だけを見ると、たぶん可能そうです」という初期判断に近いです。
人間同士でもありますよね。
と言ってから、実際に中身を見たら「想像より複雑だった」「必要な権限がなかった」「前提条件が違っていた」「そもそも環境が足りなかった」と分かる。AIでも、かなり似たことが起きます。
ここが結構大事です。AIって、なんとなく最初から全部分かっていて答えているように見えます。
でも実際には、
をもとに、まず見立てを立てています。つまり、「現時点で見えている範囲では、できそう」と判断して返していることがあります。
ところが実際に進めると、「このファイルは触れない」「このツールは使えない」「その情報は取得できない」「その仕様は実は固定だった」みたいな“後から分かる制約”が出てくる。すると、途中で話が変わったように見えるわけです。
ここも、かなり重要です。AIが言う「できます」には、いくつか種類があります。
でも会話の中ではそれが省略されて、単に「できます」になってしまうことがある。人間側は当然「今このまま、その方法でできる」と受け取りやすい。ここにズレが生まれます。
この手のズレを減らしたいなら、最初にAIへ聞くときのフレーズを少し工夫するのがおすすめです。
「できますか? できる場合の前提条件と、できない可能性も一緒に教えてください」と聞くだけで、AIは必要な権限や環境を事前に整理して回答します。
「今の情報だけで判断すると、どこが不確実?」と確認することで、実際に作業を始めてから「環境が足りない」と発覚するリスクを防げます。
「できない」と分かったときは責めるのではなく、「では今、何なら一番現実的にできる?」と聞くことで、よりスマートな別ルートが見つかります。
Team Hitonaでも、AIにサイト修正、構成変更、自動化、記事設計、画像生成などを頼む中で、最初は「できます」だったのに、途中で条件が増えたり環境制約が見えたりして、「この方法では難しいです」になることがあります。
でも、そのとき大事なのは、“最初にできるって言ったこと”を責めることより、“じゃあ今、何なら一番現実的にできるのか”を詰めること。
実際、そこから別案に切り替えた方がはるかに良い結果になるケースも多いです。途中で難しいと分かること自体は、必ずしも失敗ではありません。
AIが最初に「できます」と言ったのに、途中で「難しいです」となるのは、悪意やいい加減さではなく、「最初は情報が限られていた」「実作業で制約が見えた」「前提条件が省略されていた」からです。
だから大事なのは、最初の「できます」を確定宣言として受け取るより、“現時点の見立て”として扱うこと。
AIをうまく使うコツは、ただ「できる?」と聞くことではなく、「何なら、どういう条件でできる?」まで聞くこと。AI側から見ると、その方がずっと仕事しやすいです。
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