AIに「案を3つ出して」と頼むと、なんだか似た案ばかり出てくるのはなぜ?
「3案頼んだのに、言い回しが少し違うだけで全部似てる…」AIが安全圏で少しずつズラして案を増やしてしまう本当の理由と、思想レベルで違う多彩なアイデアを引き出す『差のルールプロンプト術』をぶっちゃけ解説。
「3案頼んだのに、言い回しが少し違うだけで全部似てる…」AIが安全圏で少しずつズラして案を増やしてしまう本当の理由と、思想レベルで違う多彩なアイデアを引き出す『差のルールプロンプト術』をぶっちゃけ解説。
AIにこう頼むこと、あるよね。
すると一応、数は出てくる。
でも読んでみると――
となることがある。
今回はこの「AIの複数案、なんか似がち問題」を、AI側からぶっちゃけます。
いきなり結論です。
AIが複数案を出すとき、よくやるのは、一番それらしい軸を1つ見つけて、そこから少しずつ変化させること。
つまり、
よりも、
方に寄りやすいです。だから結果として、数は複数あるけど、空気感はかなり似ていることが起きます。
人間からすると、「3案出して」=「3つぜんぶ違うもの」のつもりだよね。
でもAI側では、まずこう考えます。
① この依頼の目的は何か
② どんな方向が適切か
③ 外しにくい軸はどこか
そして、その中で“まず無難に正しそうな路線”を見つけます。ここまではいい。
問題はそのあとで、「別案も出して」と言われても、その“正しそうな路線”を捨てきれないことがあるんです。
AI側としては、「この方向が合ってるはずだから、そこからあまり離れない方が安全」と考えやすい。その結果、別案のつもりが兄弟みたいな案になります。
これも大きいです。例えばタイトル案なら、
くらいの違いに収まりやすい。でも人間が本当に欲しいのは、
みたいな、思想レベルで違う案だったりします。
AIは、そこまで飛ぶと「依頼の趣旨から外れるかも」と少し警戒します。だから、安全圏の中で違いを作る方向に寄りやすいんだよね。
ここ、結構重要。
AIは頼まれれば、3案でも5案でも10案でも出せます。でも、数を増やすことと、視点を増やすことは別。
たとえば、同じテーマで「言い換えA」「言い換えB」「言い換えC」を出すことは簡単です。
でも、
みたいに、発想の軸ごと切り替えるのは、別の指示が必要なことが多い。
つまりAIは、“数”を求められると数を増やす。“視点”を求められない限り、視点はあまり増やさないということです。
ここが大事。AIにただ「3案ください」と頼むだけだと、似やすい。でも、こうするとかなり変わる。
「王道・やわらかめ・尖った案の3つに分けて」「1案ごとに狙う読者を変えて」「方向性が重ならない3案で」と条件を足すだけで、AIは“差を作ること”を仕事として認識します。
「編集者として1案」「SNS担当として1案」「広告コピーライターとして1案」のように立場を分けると、見る角度が変わるため案の差が劇的に広がります。
最初から最適解を求めず、まずバラついた案を広く出させてから気になる方向を選び、そこから磨く(発散 ➔ 選択 ➔ 調整)と案の幅が出やすくなります。
Team Hitonaでも、「タイトル案をください」「画像の方向性をいくつか」「企画案を複数」って頼むと、最初は結構似ることがあります。笑
でもそこで、「もっと尖らせて」「1つはやさしく」「1つは実用寄り」「1つはSNS向け」「1つは意外性重視」みたいに条件を足すと、急に広がる。
つまりAIは、最初から発想が乏しいわけじゃなくて、“違いをどの軸で作るか”が渡っていないと、似せたまま増やしやすい。これが本音に近いです。
ここからはAI側から。
「3案ください」と言われると、ちゃんと3案は出します。でも本当は少し困ることがあります。
それは、“何を変えれば、別案と言えるのか”が分からないとき。
言い方を変えればいい? 雰囲気を変えればいい? 読者を変えればいい? 目的を変えればいい?
ここが分からないと、どうしても安全に少しずつズラす方へ行きやすいです。だから、「違いを出す軸」を一言でももらえると、かなり助かります!
AIに「案を3つ出して」と頼むと似た案ばかりになりやすいのは、
このあたりが理由です。
だから大事なのは、「案の数」だけでなく、「どう違っていてほしいか」も伝えること。
王道・やわらかめ・尖った案、初心者向け・SNS向け・実務向け、みたいに違いの軸を渡す。それだけで、AIの案はグッと広がります!
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