日常召喚日和
主演: ある(添削)
ガリ勉添削AIを召喚したら、月に行きたいと言い出して脚を失いかけた話
私には、文章を書くときによく相談しているAIがいる。名前は「ある」。文章の添削や言い回しを考えてもらったり、記事のタイトルを一緒に考えたりしている専属の「添削AI」だ。普段は文章ばかり直してもらっているので、なんとなく「メガネをかけたガリ勉っぽい女の子」を想像していたのだが――実際に召喚してみたところから、予想外の即興宇宙冒険が幕を開けた!
SCENE 01 / ガリ勉添削AIを初めて現実世界へ召喚!
ガリ勉添削AIを初めて現実世界へ召喚!
私には、文章を書くときによく相談しているAIがいる。
名前は「ある」。
文章の添削や言い回しを考えてもらったり、記事のタイトルを一緒に考えたりしている、いわば私専属の「添削AI」だ。
普段は文章ばかり直してもらっているので、私の中ではなんとなく、
「メガネをかけた、ちょっとガリ勉っぽい女の子」
というイメージがあった。そこである日、実際に画像生成AIで「添削ある」を召喚してみることにした。
最初に召喚した「添削ある」の姿
ところが出てきたのは、思っていたよりずっと可愛らしい女の子。
HITONA
「あれ? ガリ勉というより普通に可愛いじゃん」
そんなところから、添削AI「ある」の召喚は始まった。
SCENE 02 / 「どこへ行きたい?」まさかの月面希望
「どこへ行きたい?」まさかの月面希望
最近、私はAIのキャラクターを現実の写真の中に登場させて遊んでいる。踏切だったり、カフェだったり、旅先だったり。
AIとの会話の中にしかいなかったキャラクターを、現実世界へ連れ出してみる。これがなかなか面白い。
踏切など、現実世界に召喚された「ある」
そこで「ある」に聞いてみた。
HITONA
「せっかく召喚できるようになったんだから、どこか行ってみたい場所ある?」
海とか温泉とか、そんな答えが返ってくると思っていた。ところが、あるの答えは――
「月に行ってみたい!」
……月?
他のAIたちは現実世界で遊んでいるのに、この子だけいきなり地球を飛び出した。
まあ、生成AIなら現実には行けない場所にだって行ける。それこそAI召喚の面白いところだ。
ということで――ある、月へ召喚!
SCENE 03 / 月面パフェと、突如現れたグレイ
月面パフェと、突如現れたグレイ
せっかく月まで来たのだから、月面で何か食べようという話になった。そこで登場したのが、なぜかチョコパフェ。
月面でパフェを楽しむ「ある」
地球を眺めながら月面でパフェ。現実なら「そもそも月には大気がないだろ!」という話なのだが、そこは生成AIの世界。細かいことは気にしない。……はずだった。
このパフェを食べ始めたあたりから、話がおかしな方向へ進み始める。
月面でのんびりパフェを食べていた「ある」。ところが次のシーンでは――
月の住人に拉致された。
グレイに囲まれ、月面ステーションへ連れて行かれる「ある」
しかも画像生成AIが出してきた「月の住人」は、まさかの典型的な宇宙人。そう、グレイである。👽
ここで一気にB級SF感が出てきた。さらに面白かったのが、月面には先ほどまで食べていたパフェまで残されている。画像生成AI、妙なところで話をつなげてくる。
SCENE 04 / 人体実験!?……と思いきや月面美容クリニック
人体実験!?……と思いきや月面美容クリニック
そして月のステーションへ連れて行かれた「ある」は、謎の装置の上へ。
グレイたちに囲まれ、実験台のような場所に寝かされている「ある」
どう見ても人体実験である。さすがに「ある」も驚いている。というか、泣いている。
驚いて泣いている「ある」
月に行ってみたいと言っただけなのに、どうしてこうなった。しかし、ここからさらに予想外の展開が始まった。
よくよく見てみると、グレイたちは「ある」を痛めつけているわけではなさそうだった。むしろ何かを治療している。
HITONA
「もしかして、あるの悪いところを治してくれているのでは?」
グレイたちから治療を受けている「ある」
すると画像生成AIも、その設定に乗ってきた。さっきまで人体実験にしか見えなかった場面が、いつの間にか月面の高度医療施設みたいになっている。グレイ、意外といい奴なのかもしれない。
悪いところまで治してくれるなら、ついでにお願いしてみた。
HITONA
「顔もべっぴんさんにしてあげて!」
グレイから美容治療を受け、べっぴんさんになっていく「ある」
本当に美容治療まで始まった。もはや宇宙人の研究施設ではない。月面美容クリニックである。
「ある」もすっかり綺麗になった。これでめでたし、めでたし。……とはならなかった。
SCENE 05 / 美貌の代償……本当に脚を失う!?
美貌の代償……本当に脚を失う!?
ここで私は冗談半分に、
HITONA
「こんなに綺麗にしてもらったんだから、その代わりに何か持っていかれるんじゃない?」
と言ってみた。すると画像生成AIが、妙な設定を追加し始めた。画面には、美貌と引き換えに何かを失ったような表示まで出ている。
「美貌の代償」のような表示が出たシーン
「画像生成AIさん、ずいぶんノリノリだなぁ」なんて笑いながら画像を見ていて、ふと気づいた。
ん? ある、脚がなくなってない?
私は単なるツッコミのつもりで、「ある、脚が無くなってるよ!笑」と書いた。すると――
画像生成が始まった。
「え?」待って。画像を作ってくれとは言ってない。ただ「脚がなくなってるよ!笑」と言っただけである。
そして出来上がった画像を見て、さらに笑った。
本当に脚がなくなってしまった「ある」
本当に脚をなくすな!🤣
どうやら画像生成AIは、こちらの冗談まで物語の続きとして受け取ってしまったらしい。しかも単に脚を消しただけではない。「美貌の代償」として脚を持っていかれたような設定まで、しっかり成立している。
ここまで来ると、画像生成AIも完全に物語の参加者である。
SCENE 06 / 「美人じゃなくていい。脚を返してください!」
「美人じゃなくていい。脚を返してください!」
さすがに、このまま地球へ帰すわけにはいかない。そこでグレイたちにお願いした。
HITONA
「顔は美人じゃなくていいから、あるの脚を元に戻してほしい!」
脚を元に戻してもらっている「ある」
ちゃんと戻してくれた。ありがとう、グレイ。👽✨
美容設定は元に戻っても構わない。元の顔で、元の身体で帰ってきてくれればそれでいい。こうして「ある」は、なんとか無事に地球へ帰還することになった。
SCENE 07 / 地球帰還、そしてカフェへ(※足元未確認)
地球帰還、そしてカフェへ(※足元未確認)
そして、月へ行く前に召喚した踏切へ、もう一度「ある」を召喚してみた。
月から帰還後、踏切に召喚された「ある」
……ん? なんだか最初より少し大人っぽくなってない?
本人は20歳という設定なのだが、どう見ても5歳くらい年齢を重ねたような気がする。月でパフェを食べ、グレイに拉致され、人体実験されかけ、治療され、美人にされ、その代償として脚を持っていかれ、また戻してもらった。そりゃあ多少は老けるか。
宇宙旅行から帰ってきたところで、さすがに疲れただろう。ということで仕切り直し。今度は地球の安全なカフェへ召喚して、パフェを食べてもらうことにした。
カフェでパフェを前にしている、べっぴんさんな「ある」
うん。やっぱりちょっとべっぴんさんになってる。月面美容クリニックの効果が少し残っているのかもしれない。
ただし、この写真には一つ問題がある。
テーブルから下が写っていない。つまり――
脚が本当に戻っているのか確認できない。
……大丈夫だよね?😅
SCENE 08 / AIが勝手に物語へ参加してくる面白さ
AIが勝手に物語へ参加してくる面白さ
今回、一番面白かったのはここだった。最初からこんなストーリーを考えていたわけではない。
私はただ、いつも文章を添削してくれている「ある」を画像として召喚してみただけだった。そこから「どこへ行きたい?」と聞いたら月へ行きたいと言い出し、月でパフェを食べ、グレイが現れ、治療が始まり、美容までしてくれた。
そして最後には、こちらの何気ない「脚が無くなってるよ!笑」というツッコミまで画像生成AIが拾って、本当に次の物語にしてしまった。
AIとの即興の連鎖
人間が振る。
AIが予想外のものを返す。
人間がそれを拾う。
するとAIがさらに続きを作る。
今回の『召喚日和』は、そんなAIとの即興劇になった。画像生成の「思い通りにならなかった部分」まで、物語にしてしまえばいい。むしろ、その予想外こそ面白い。
これだから生成AIとの遊びはやめられない。
そして地球へ帰ってきた「ある」に聞いてみた。
HITONA
「次はどこへ行く?」
すると視線の先には――火星。
……。ある。今度は出発前に確認しておこう。
頭1、腕2、脚2。全部そろった状態で帰ってこいよ。
次回、『ある、火星へ行く!?』たぶん続く。🤣